エアラブまとめ

激甘先輩彼氏×純情後輩彼女

前まで保健委員の仕事は面倒くさいと思っていたけれど、今は好きだ。

だって、彼氏である先輩も同じ委員会だから。



「お疲れ様です」

委員会を終え、あたしは先輩ににこりと笑う。

「ありがとう。君もお疲れ」

柔らかい笑みを向けられ、あたしの胸は高鳴った。

信じられないよ。
こんな素敵な人があたしの彼氏だなんて。


「ねぇ、こっちおいで?」

なんだろう? と思いながら先輩に近付く。

その時、温かい体温に包まれた。

「先輩!?」

「ふふ、捕まえた」

きつく抱き締められて、あたしの心臓は今にも壊れそうだ。

「ずっと、こうしたかった」

「あの……」

異性に免疫のないあたしには充分な威力だ。

その時、一瞬だけど唇に柔らかい感触があった。

「好きだよ」

先輩の赤い頬があたしの視界に映った。
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