オー!マイ・ハワイ!
まなみは、自分がその行為が好きなのは自覚があったが、きょう付き合ったばかりの修二にそれがわかってしまうのは、なんだかとても恥ずかしいような気がした。

「修二、だからだよ?」

腰をガクガクさせて修二のを欲しがっている自分が恥ずかしかったが、もうそれを止められなかった。

「……いれるね?」

うん──と返事をすると同時に修二は奥まで一気に責めてきた。中は熱く、きゅうきゅうと締め付ける。

「はぁ……はぁ……まなみ、きついっ、ちょっと緩めて……!」

あっという間に達しそうになるのを、目をつむり、息を整えながらなんとか耐えている修二は、とてもいじらしい。

「修二、いいよ。いつでも」

まなみは足を修二の背中で組んでぐっと体を密着させた。より深くまで昂りが入ってくる。

「まなみ、まだでしょ? まなみより先はやだよ」

腰を激しく打ちつけて、まなみの奥へコツコツと当てる。そのたびにきゅんきゅんと締めつけてくるので、修二はもう限界だった。それはまなみも同じだったようで、ああっ!と叫ぶとビクビクはねた。

それをなんとか見届けて、修二も苦しそうな、うっという声とともに、まなみの一番奥で動きをとめた。荒い息づかいが、静かな部屋に響いている。

修二はすっと抜くと、たぽたぽになっているそれをティッシュに包み、丸めてポイと捨てた。ゴロンと横になったまま動かないまなみを後ろから抱きしめる。

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