オー!マイ・ハワイ!
「あさってだよ、12:50の羽田行きに乗る予定」
「それってのばせる?」
「変えてもらえるとは思うけど……」
「もうちょっと、ハワイであそんでいかない? オアフ島だけじゃなくて、ハワイ島の農家さんを尋ねるあてがあるんだけど一緒にどう?」
「ハワイ島の畑やプランテーションに行くってこと? うん!行ってみたい」
「実は、展示会は俺の思惑とちょっと違ってさ。現地の農家さんの困ってることとか聞いてまわりたくて。あんまり面白くないかもしれないけどついてきてくれる?」
「もちろん! 楽しみ!」
修二は真面目な顔で膝に手を置いて話し始めた。
「ハワイから帰ったら、俺のマンションにとりあえず一緒に住もう? ご両親にもあいさつに行くから。もうまなみと離れるのは考えられない」
「一緒に? うん、私もそうなら嬉しい。……修二、結婚しよっか」
修二は思いがけない申し出に、おにぎりを落としそうになってわたわたした。
「は、な……えっ!? もう?」
「私、修二とずっと一緒にいたい」
「……それ、俺に言わせて欲しかったな」
修二はちょっと困った顔をしながらも、嬉しそうに笑う。
「そうだよね、ごめん。私なんか嬉しくてつい」
「東京もどったら、籍入れよ?」
「うん。家庭菜園もやりたい」
「一緒にやろう」
「占い師にもなりたいんだけど」
「やりたいこといっぱいだね」
「それってのばせる?」
「変えてもらえるとは思うけど……」
「もうちょっと、ハワイであそんでいかない? オアフ島だけじゃなくて、ハワイ島の農家さんを尋ねるあてがあるんだけど一緒にどう?」
「ハワイ島の畑やプランテーションに行くってこと? うん!行ってみたい」
「実は、展示会は俺の思惑とちょっと違ってさ。現地の農家さんの困ってることとか聞いてまわりたくて。あんまり面白くないかもしれないけどついてきてくれる?」
「もちろん! 楽しみ!」
修二は真面目な顔で膝に手を置いて話し始めた。
「ハワイから帰ったら、俺のマンションにとりあえず一緒に住もう? ご両親にもあいさつに行くから。もうまなみと離れるのは考えられない」
「一緒に? うん、私もそうなら嬉しい。……修二、結婚しよっか」
修二は思いがけない申し出に、おにぎりを落としそうになってわたわたした。
「は、な……えっ!? もう?」
「私、修二とずっと一緒にいたい」
「……それ、俺に言わせて欲しかったな」
修二はちょっと困った顔をしながらも、嬉しそうに笑う。
「そうだよね、ごめん。私なんか嬉しくてつい」
「東京もどったら、籍入れよ?」
「うん。家庭菜園もやりたい」
「一緒にやろう」
「占い師にもなりたいんだけど」
「やりたいこといっぱいだね」