オー!マイ・ハワイ!
「ジップライン!? あの空飛んでるみたいなやつだよね? やるやる! いきたーい!」
「じゃあそっち寄ってこ」
クアロアランチは、雄大な自然が広がるエリアで、恐竜の時代ってこんな風だったのかなと思えるくらい。ふたりはリラックスしてアクティビティを楽しんだ。
ジップラインは2列あり、ペアで手をつないだまま飛べた。スリル満点で空を飛び、鳥になったよう。修二もまなみも、めちゃくちゃテンションが上がって3回も乗った。
クアロアランチで遊んでいたので、サンドバーが出現する干潮時間ぎりぎりになんとか船に乗り込んだ。ついた頃にはもう日が傾きかけていた。
潮が引いた沖の浅瀬に、砂浜が出現し、海に浮かぶ島のよう。幻想的で美しい。
「あと20分もしたら、潮が満ちてくるから、いまのうちだよ」
「なんとか間に合ってよかったね。少しだけでも見れて嬉しい。泳げなかったのは残念だけど」
「着替えてたら船に乗り遅れるところだったもんな。ごめん」
「修二のせいじゃないよ」
「またゆっくり来たいよな」
「それにしても、きれいなところだね。遠浅で、エメラルドグリーンで……。天使の海って言われてる理由がわかる」
天使……。修二はサンドバーから、由香の散骨したあたりを見つめた。
「じゃあそっち寄ってこ」
クアロアランチは、雄大な自然が広がるエリアで、恐竜の時代ってこんな風だったのかなと思えるくらい。ふたりはリラックスしてアクティビティを楽しんだ。
ジップラインは2列あり、ペアで手をつないだまま飛べた。スリル満点で空を飛び、鳥になったよう。修二もまなみも、めちゃくちゃテンションが上がって3回も乗った。
クアロアランチで遊んでいたので、サンドバーが出現する干潮時間ぎりぎりになんとか船に乗り込んだ。ついた頃にはもう日が傾きかけていた。
潮が引いた沖の浅瀬に、砂浜が出現し、海に浮かぶ島のよう。幻想的で美しい。
「あと20分もしたら、潮が満ちてくるから、いまのうちだよ」
「なんとか間に合ってよかったね。少しだけでも見れて嬉しい。泳げなかったのは残念だけど」
「着替えてたら船に乗り遅れるところだったもんな。ごめん」
「修二のせいじゃないよ」
「またゆっくり来たいよな」
「それにしても、きれいなところだね。遠浅で、エメラルドグリーンで……。天使の海って言われてる理由がわかる」
天使……。修二はサンドバーから、由香の散骨したあたりを見つめた。