オー!マイ・ハワイ!
「はい、ミルクティーも買ってきたよ」
「ありがとう。残念だって言われたけどね。でもいいんだ」
「うん。東京で、もっと楽しいこといっぱいしよ?」
そうニコリと微笑む修二と手をつないで車まで行く。雪がチラチラ降ってきていた。
「さあ、あとは居酒屋けんちゃんだな」
「友だちがバイトしてるから夕飯ついでにそこがいいかなと思って」
「けんちゃん、送別会以来かなぁ。楽しみ」
「最終の新幹線は何時?」
「21時11分だよ、ここからなら15分もあればいけるかな。30分前くらいには店出るよ」
修二はあす仕事があり、先に帰る予定になっていた。
ガラガラっとドアを開け、開店直後の居酒屋けんちゃんに入る。元気な芽衣の声が中から聞こえた。「いらっしゃい! まなみ、おかえりー!! 待ってたよ」
芽衣にお土産を渡すと、ニコニコ喜んでいた。中身はリクエストのマカダミアナッツだ。
「芽衣、こちら北山修二さん。電話で話した方だよ」
「はじめまして……って、北山さん?」
芽衣は目を丸くしていた。あんたも修二と知り合いなのかい?
「芽衣ちゃん久しぶり! まなみと友だちだったの?」
修二は慣れた様子で、芽衣と話をし始めた。修二は居酒屋けんちゃんの常連で、大学の頃からバイトをしていた芽衣とも知り合いだったらしい。
「いろいろ聞きたいですけど、とりあえずお部屋にご案内しますね」
「ありがとう。残念だって言われたけどね。でもいいんだ」
「うん。東京で、もっと楽しいこといっぱいしよ?」
そうニコリと微笑む修二と手をつないで車まで行く。雪がチラチラ降ってきていた。
「さあ、あとは居酒屋けんちゃんだな」
「友だちがバイトしてるから夕飯ついでにそこがいいかなと思って」
「けんちゃん、送別会以来かなぁ。楽しみ」
「最終の新幹線は何時?」
「21時11分だよ、ここからなら15分もあればいけるかな。30分前くらいには店出るよ」
修二はあす仕事があり、先に帰る予定になっていた。
ガラガラっとドアを開け、開店直後の居酒屋けんちゃんに入る。元気な芽衣の声が中から聞こえた。「いらっしゃい! まなみ、おかえりー!! 待ってたよ」
芽衣にお土産を渡すと、ニコニコ喜んでいた。中身はリクエストのマカダミアナッツだ。
「芽衣、こちら北山修二さん。電話で話した方だよ」
「はじめまして……って、北山さん?」
芽衣は目を丸くしていた。あんたも修二と知り合いなのかい?
「芽衣ちゃん久しぶり! まなみと友だちだったの?」
修二は慣れた様子で、芽衣と話をし始めた。修二は居酒屋けんちゃんの常連で、大学の頃からバイトをしていた芽衣とも知り合いだったらしい。
「いろいろ聞きたいですけど、とりあえずお部屋にご案内しますね」