オー!マイ・ハワイ!
「まなみ、ちょっと待って……」

「気持ちいい? もっとしてあげるね」

まなみは、修二の猛りを愛でていく。うっ……とか、うあっ……とか、声を出すたびに、上下させるスピードを上げた。ビクビクして、もう何か出したくて仕方のないのが伝わってくる。

「まなみっ! すっ……ストップ!!」

どうにか達しそうになるのをこらえ、修二は荒く肩で息をする。

まなみは自分でサイドテーブルの引き出しから、袋をひとつ出して開けると修二につけた。自分の足の間をそこにあてがって、ゆっくり腰を下ろしていく。

「んっ……あぁ、ぜ……んぶはいった」

「まなみの中、熱いな。絡まってくる感じ」

「言わないで……っ。動くね?」

まなみは自分のいいところに当たるように、腰を動かしていく。修二はじっくり動かされてもうガマンの限界だった。

「まなみ、もう無理っ!」

「やっ……!私がするからぁっ……」

「こんなの我慢できないよ」

修二はまなみの腰を持つと、下から突き上げる。声がいっそう大きくなって
まなみの中から、だらだらと流れて出てくる。中がビクビクしたかと思うと、嬌声とともにのけぞって動きが止まり、修二に覆い被さった。

修二も砕けそうな腰を動かし、低いうめき声とともに静かになった。

お互いの心臓の音を感じる、この上なく幸せだった。


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