オー!マイ・ハワイ!
「そうそう、この前できなかったことやりたいなと思ってる」
「やったー! またハワイだ」
まなみは喜んで、グラスに残ったワインをぐいっと飲み干した。年が明けてふたりは婚姻届を提出した。まなみは免許の変更手続きをし、新しい苗字の免許証がピカピカと光って見えるくらい嬉しくて、ふわふわと不思議な気持ちがした。
そこから新年のあいさつをしに富山に帰ったり、少し広い部屋へ引っ越したりしていて、気がついたらもう2月。またハワイに行く日がやってきた。
まなみは修二と一緒にホノルル行きの飛行機にのりこむ。ついこの間乗った時はハワイで結婚相手と巡り合うなんて思ってもみなかった。いまは修二が隣にいる。幸せな気持ちでいっぱいだった。
ホノルル空港からホテルへ。部屋のベランダからワイキキの海を眺めていると、修二も隣にやってきた。
「海、きれいね」
「まなみもきれいだよ」
「ばか」
そう言ってキスをする。天気は快晴、南風がやさしく吹いていた。
(了)
「やったー! またハワイだ」
まなみは喜んで、グラスに残ったワインをぐいっと飲み干した。年が明けてふたりは婚姻届を提出した。まなみは免許の変更手続きをし、新しい苗字の免許証がピカピカと光って見えるくらい嬉しくて、ふわふわと不思議な気持ちがした。
そこから新年のあいさつをしに富山に帰ったり、少し広い部屋へ引っ越したりしていて、気がついたらもう2月。またハワイに行く日がやってきた。
まなみは修二と一緒にホノルル行きの飛行機にのりこむ。ついこの間乗った時はハワイで結婚相手と巡り合うなんて思ってもみなかった。いまは修二が隣にいる。幸せな気持ちでいっぱいだった。
ホノルル空港からホテルへ。部屋のベランダからワイキキの海を眺めていると、修二も隣にやってきた。
「海、きれいね」
「まなみもきれいだよ」
「ばか」
そう言ってキスをする。天気は快晴、南風がやさしく吹いていた。
(了)