オー!マイ・ハワイ!
日をまたぐ直前のバルコニーで大声を出したものだから、修二がビクッと驚く。
「修二……詩乃ちゃんに私を婚約者として紹介したよね…」
「あっ! あぁ……そうだな」
「そうだなじゃないよ。待って待って、まだ決めてない。婚約者やるって言ってない」
うろたえて、バルコニーを右へ左へ歩き回る。酔いも回ってヨロヨロしていたが。
「わかった、わかった。落ち着いて」
修二は部屋から水を持ってきて、まなみに渡した。それをぐいぐい飲み干す。「ぷっはぁ」
修二の持ってきた水をゴクゴク一気に飲み干して、まなみはふーっと大きく息を吐いた。
「落ち着いた?」
「なんとか」
「詩乃のことは気にしないでいいから」
「うん……」
「もうこんな時間だな」
修二は腕時計に目をやるとそう言って、まなみの頬をそっと撫でる
「婚約者、やるにしろやらないにしろ明日はノースショア行こうよ。レンタカーも押さえてあるし」
「うん、でも仕事は?」
「展示会は昨日までだったから。しばらくフリーだよ」
「わかった。いろいろ連れてってくれる?」
「ああ、いいよ。まなみが行きたいことろ、全部行こう。……もう遅いし、お開きにしよっか」
「また明日、ロビーでね」
「楽しみにしてる」
「ワインにお食事、ごちそうさま」
「じゃあまた」
「修二……詩乃ちゃんに私を婚約者として紹介したよね…」
「あっ! あぁ……そうだな」
「そうだなじゃないよ。待って待って、まだ決めてない。婚約者やるって言ってない」
うろたえて、バルコニーを右へ左へ歩き回る。酔いも回ってヨロヨロしていたが。
「わかった、わかった。落ち着いて」
修二は部屋から水を持ってきて、まなみに渡した。それをぐいぐい飲み干す。「ぷっはぁ」
修二の持ってきた水をゴクゴク一気に飲み干して、まなみはふーっと大きく息を吐いた。
「落ち着いた?」
「なんとか」
「詩乃のことは気にしないでいいから」
「うん……」
「もうこんな時間だな」
修二は腕時計に目をやるとそう言って、まなみの頬をそっと撫でる
「婚約者、やるにしろやらないにしろ明日はノースショア行こうよ。レンタカーも押さえてあるし」
「うん、でも仕事は?」
「展示会は昨日までだったから。しばらくフリーだよ」
「わかった。いろいろ連れてってくれる?」
「ああ、いいよ。まなみが行きたいことろ、全部行こう。……もう遅いし、お開きにしよっか」
「また明日、ロビーでね」
「楽しみにしてる」
「ワインにお食事、ごちそうさま」
「じゃあまた」