オー!マイ・ハワイ!
修二は静かにうなづくとまなみのいる方へ走っていった。
「まなみ、きょうはステーキ食べに行こうぜ」
「ステーキ!! やったー! お肉だい好き!」
キャメロンにお礼を言って別れ、車に乗りこむ。修二はゆっくり車を発進させた。
「ワイキキ・ステーキハウスは行ったことある?」
「ないない! だって高級でしょ?」
「よし決まり。花火は10時からだからまだ余裕あるし」
「10時って、そんな時間からはじまるの?」
「ハワイの夜は長いからな。それに日本と違って花火は30分くらいだと思うよ」
「その時間なら浴衣も着れそう。着てもいい?」
「もちろんいいよ! 俺が耐えられるかどうか……あのその……」
ごにゃごにゃと修二は言葉を濁した。耐える? とまなみは首を傾げたが、修二はパッと話題を変えてしまった。
「このまま店に行く? 一度ホテル帰ろうか?」
「シャワー浴びたいから、戻ってもいい?」
「まなみの部屋、先に行こう。俺の部屋でシャワー浴びればいいから。荷物持つの手伝うよ」
なんだか早い展開だな。まなみは、うんと返事をすると黙って考え込んだ。修二にちゃんと好きって言おう。花火を見てるときにでも。
まなみは部屋に戻るとバタバタとスーツケースに荷物をいれていった。
「忘れ物ない? パスポートある?」
「大丈夫。全部持った」
「スマホも?」
「まなみ、きょうはステーキ食べに行こうぜ」
「ステーキ!! やったー! お肉だい好き!」
キャメロンにお礼を言って別れ、車に乗りこむ。修二はゆっくり車を発進させた。
「ワイキキ・ステーキハウスは行ったことある?」
「ないない! だって高級でしょ?」
「よし決まり。花火は10時からだからまだ余裕あるし」
「10時って、そんな時間からはじまるの?」
「ハワイの夜は長いからな。それに日本と違って花火は30分くらいだと思うよ」
「その時間なら浴衣も着れそう。着てもいい?」
「もちろんいいよ! 俺が耐えられるかどうか……あのその……」
ごにゃごにゃと修二は言葉を濁した。耐える? とまなみは首を傾げたが、修二はパッと話題を変えてしまった。
「このまま店に行く? 一度ホテル帰ろうか?」
「シャワー浴びたいから、戻ってもいい?」
「まなみの部屋、先に行こう。俺の部屋でシャワー浴びればいいから。荷物持つの手伝うよ」
なんだか早い展開だな。まなみは、うんと返事をすると黙って考え込んだ。修二にちゃんと好きって言おう。花火を見てるときにでも。
まなみは部屋に戻るとバタバタとスーツケースに荷物をいれていった。
「忘れ物ない? パスポートある?」
「大丈夫。全部持った」
「スマホも?」