笑顔が消える
楽しい一日
式が終わり
申し訳ないが
太智さんと香菜恵は
「「後でね。待ってる」」
と、言って教会を後にした。
私と暁さんは、着替をしてから
皆さんにご挨拶に。
子供達にもお礼を伝えた。
時間前に皆で移動して
私と暁さんは、入口でお出迎えを
太智さんと香菜恵とバイトの人達に
お礼を言ってから。
暁さんのご両親と
私の母と兄夫婦がお互いに挨拶を
子供達は、小野のご両親には
会いにいっていたらしく
後できいてびっくり。
星也は、私を心配して暁さんにも
単独で会いにいっていて
驚かされてばかり。
兄夫婦の子供達は、
改めて兄から紹介があった。
三嶋のご両親にも
是非と暁さんが
言ったが。
お父さんは、首を横に振り
「ありがとう。」
と、だけ言ったらしい。
また、改めてご挨拶に伺う事に。
子供達もそのつもりでいるようだ。
小野の両親も三嶋の両親も
夫婦二人だけたから
子供達が心配して
それぞれが動いているらしい。
家族は、10人
暁さんの銀行の課長、係長さん達
仲良しの支店長方
大型のお客様をいれて10名
かなり絞り。
彩代は、皆さんを丁重にお迎えする。
デザートは、彩代が用意した。
銀行関係の方は、
私の隣にいる暁さんが
終始鼻の下がのびていて
驚きと戸惑いと笑いがおきていた。
「支店長のこんな顔を見たのは
初めてです。
女性群にも見せたいですよ。」
仲の良い支店長達は、
「こんな綺麗な方がいるからか」とか
「早く教えろよ。」とか
「良かったな。女性が苦手なお前の
こんな顔が見れて嬉しい。」等等。
お客様からも
喜んでもらえて
暁さんは、終始照れ笑い
「彩代だからです。
彩代と出会わなかったら
ずっと、独身でした。
色々な噂をされて。」
と、答えるから
噂?と思っていると
支店長方や銀行の方々は、
笑いだし
「実は、女性に興味がないのでは?
と、言われてるらしい。」
と、言うから
驚きと共に吹き出してしまい
皆さんと笑ってしまった。
でも、奥さんにだけですよ。
こいつがこんな顔をするのは。
笑った顔なんて。
貴重。
良かった、本当に良かった。
等など。
暁さんは、私を見ながら
「彩代のおかげだな。」
と、言うから
「私も暁さんだから。」
と、素直に伝えた。
最後まで
美味しい料理と楽しい雰囲気で
パーティも終えた。
私のデザートも
皆さんに喜んで貰えて
暁さんのお客様にも
是非、カフェによらせて下さいと
太智さんが言われて
太智さんも香菜恵も喜んでいた。
最後まで皆さまを見送り
小野のご両親と子供達
母達は、仲良く一緒に
帰って行った。
星也が
「お義父さん、また、飲みに行きましょう。」
と、言うと
「ああ、楽しみにしてる。」
と、暁さんが答えると
「あっ、俺も俺も。」
と、兄。
「もう、和希さんは、邪魔しませんよ。」
と、優香ちゃんが言うから
皆で笑う。
小野のご両親も嬉しそうに
笑われていた。