最強総長は姫を眠らせない。🌹
*
――20分後。私は宙くんと駅のホームで並んでいた。
ここが宙くんがいつも並んでる駅…。
綺麗……。
先週まではいつも、毎朝5時起き。
歯磨き等準備。
朝ご飯作る。
ぼっち飯。
通学電車で一時間。
その内の一区間宙くんだったのに。
今日は7時30分起き。
宙くんと歯磨き。
宙くんと朝ご飯作る。
2人飯。
そして今は……。
私はチラッと隣の制服を着崩した宙くんを見る。
もう立ってるだけでかっこいい。
「ねぇ、見て。紫髪イケメンの隣の子」
「わ、髪ボサボサぁ~笑」
う、後ろからJK達の声が…。
しかも2列のはずなのに、1人はみ出してるし…。
私は自分の髪に触れる。
ボサ髪は変えられないけど、跳ねてないかな、大丈夫かな…。
電車が私達の列の前に停車した。
扉が開く。
え?
宙くんは私の肩を抱き寄せた。
――20分後。私は宙くんと駅のホームで並んでいた。
ここが宙くんがいつも並んでる駅…。
綺麗……。
先週まではいつも、毎朝5時起き。
歯磨き等準備。
朝ご飯作る。
ぼっち飯。
通学電車で一時間。
その内の一区間宙くんだったのに。
今日は7時30分起き。
宙くんと歯磨き。
宙くんと朝ご飯作る。
2人飯。
そして今は……。
私はチラッと隣の制服を着崩した宙くんを見る。
もう立ってるだけでかっこいい。
「ねぇ、見て。紫髪イケメンの隣の子」
「わ、髪ボサボサぁ~笑」
う、後ろからJK達の声が…。
しかも2列のはずなのに、1人はみ出してるし…。
私は自分の髪に触れる。
ボサ髪は変えられないけど、跳ねてないかな、大丈夫かな…。
電車が私達の列の前に停車した。
扉が開く。
え?
宙くんは私の肩を抱き寄せた。