最強総長は姫を眠らせない。🌹
*
でも、そのせいで。
ど、どうしよう…。
ドキドキが止まらない……。
見つめ合った後、
「た、助けてくれて、あ、あ、あ、ありがとう」
言葉を噛みながらお礼を言い、
「ねぇ、見て見て。あの紫髪の男の子かっこよくない!?」
と歩く度に周りの女子達が騒ぐ中、宙くんと教室まで一緒に歩いて来た。
宙くんといると目立ちたくないのに自然と目立ってしまう。
だけど、
宙くんと一緒に登校出来たことが、
隣を歩けたのが嬉しくて嬉しくてたまらない。
おまけに、宙くんが、めちゃくちゃ輝いて見えて、
眩しすぎてもう直視出来ない。
1年A組に着いた私は窓側の一番後ろの席で机に伏せ寝する。
「はぁ…」
触れられた体が猛烈に熱くて、溶けてしまいそうだ。
「宙、“義妹役”、大変だな」
クラスの男子の声が聞こえてきた。
「は? 義妹役?」
でも、そのせいで。
ど、どうしよう…。
ドキドキが止まらない……。
見つめ合った後、
「た、助けてくれて、あ、あ、あ、ありがとう」
言葉を噛みながらお礼を言い、
「ねぇ、見て見て。あの紫髪の男の子かっこよくない!?」
と歩く度に周りの女子達が騒ぐ中、宙くんと教室まで一緒に歩いて来た。
宙くんといると目立ちたくないのに自然と目立ってしまう。
だけど、
宙くんと一緒に登校出来たことが、
隣を歩けたのが嬉しくて嬉しくてたまらない。
おまけに、宙くんが、めちゃくちゃ輝いて見えて、
眩しすぎてもう直視出来ない。
1年A組に着いた私は窓側の一番後ろの席で机に伏せ寝する。
「はぁ…」
触れられた体が猛烈に熱くて、溶けてしまいそうだ。
「宙、“義妹役”、大変だな」
クラスの男子の声が聞こえてきた。
「は? 義妹役?」