最強総長は姫を眠らせない。🌹
*
バスが駐車場に到着すると、私達は望月先生に続いて山道を登っていく。
あちこち森ばっかり…。
毎朝、駅の上り階段で足腰鍛えられてるはず? なのに。
つ、辛すぎる……。
しかも今頃眠気が……。
ふらぁ……。
「雪乃!」
宙くんがパシッ! と私の左腕を掴む。
「ご、ごめ…眠くて…ありがとう」
「雪乃、口、開けろ」
「え? 口?」
口を開けると、宙くんは顎を掴み、グレープ味のグミを1個落とす。
あ…口の中でグミキャンディーがパチパチとはじけ出して……。
「眠気、少しは冷めたか?」
少しどころじゃない。
ドキドキが止まらなくて、もうぱっちりだよ。
「う、うん。宙くん、ありがとう」
バスが駐車場に到着すると、私達は望月先生に続いて山道を登っていく。
あちこち森ばっかり…。
毎朝、駅の上り階段で足腰鍛えられてるはず? なのに。
つ、辛すぎる……。
しかも今頃眠気が……。
ふらぁ……。
「雪乃!」
宙くんがパシッ! と私の左腕を掴む。
「ご、ごめ…眠くて…ありがとう」
「雪乃、口、開けろ」
「え? 口?」
口を開けると、宙くんは顎を掴み、グレープ味のグミを1個落とす。
あ…口の中でグミキャンディーがパチパチとはじけ出して……。
「眠気、少しは冷めたか?」
少しどころじゃない。
ドキドキが止まらなくて、もうぱっちりだよ。
「う、うん。宙くん、ありがとう」