破れた恋に、火をつけて。〜元彼とライバルな氷の騎士が「誰よりも、貴女のことを愛している」と傷心の私に付け込んでくる〜
ランスロットは……こんな顔をしてと言っては何だけど、彼の性格的に尽くすのが好きなのかもしれない。だから、前の恋人にだって、彼女の思うような快感をあげていた。だから、きっと前にした時も、彼が感じさせるのが上手だと思ったんだ。
ランスロットと私の二人は、互いにこれが初恋ではない訳で。彼の前の恋人とのあれこれを想像して複雑な思いになってしまうのは、如何ともし難い。
こういう事を、大好きなランスロットとグウィネスがしてたかと思うと、心模様を写す水面が複雑に湧き立ち一斉に「彼は私だけのもの」と言う、頭の中は満場一致な全員賛成な意見になる。
二人で熱い夜を過ごしたあと、私は彼の腕枕で眠りそうになっていた。
「ランスロットは私のもの……」
ぼそりと呟いた言葉に、目を閉じていた彼は顔を上げた。
「それは、間違いない。どうして?」
「確認したかったの。私以外と、そういう事したら……」
その後どうするかを言うか、迷った。すごくすごくとんでもない要求が出来るようにしたい気もするけど、それは彼が絶対しないようにしようと思うような事にしなければとも思った。
「したら?」
ランスロットと私の二人は、互いにこれが初恋ではない訳で。彼の前の恋人とのあれこれを想像して複雑な思いになってしまうのは、如何ともし難い。
こういう事を、大好きなランスロットとグウィネスがしてたかと思うと、心模様を写す水面が複雑に湧き立ち一斉に「彼は私だけのもの」と言う、頭の中は満場一致な全員賛成な意見になる。
二人で熱い夜を過ごしたあと、私は彼の腕枕で眠りそうになっていた。
「ランスロットは私のもの……」
ぼそりと呟いた言葉に、目を閉じていた彼は顔を上げた。
「それは、間違いない。どうして?」
「確認したかったの。私以外と、そういう事したら……」
その後どうするかを言うか、迷った。すごくすごくとんでもない要求が出来るようにしたい気もするけど、それは彼が絶対しないようにしようと思うような事にしなければとも思った。
「したら?」