【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
その国で魔導具を売りたいときは、その国へ届けを出す。つまりホルヴィスト国のラベルゴ商会が作った魔導具をストレーム国で売りたいときは、ラベルゴ商会がストレーム国に届けを出す。それも現物と簡単な書類を添えて。よっぽどのことが無い限り、それらは受理される。
「だからね、またまたこの子が考えたのよ。こんなクズ魔導具がこの国に流通しないようにって。はい、カリーネ。ここからはあなたが説明しなさい」
「あ、はい」
と返事をしながら、カリーネはメモ帳を開いた。
「ええと。国で管理する魔導具の安全を評価する機関のようなものを作ります」
カリーネはメモ帳に大きな丸を書いた。その脇に、魔導具の評価機関と書く。
「ストレーム国で魔導具を売りたい人は、この評価機関に売りたい魔導具の評価をお願いします。その評価内容は主に安全に関連することで、魔導具から発煙は発火、発水、発風が起こらないこと。使用者が怪我をしないことなどを評価します」
大きな丸の隣に、小さな丸を書き、魔導具を売る商会と書き、そこから評価機関へ向かって矢印が引かれ、評価依頼と書く。
「評価を終えた評価期間は、評価を依頼した商会に、評価報告書を提出します。これには、どんな魔導具を評価したのか、どのような評価をしたのか、結果はどうだったのか、という内容が書かれています」
評価機関から商会に向かって矢印が引かれ、その脇に評価報告書と書く。
「その評価に合格したら、国が評価しましたよというマークを魔導具につけてもらいます。そうすれば、魔導具を買った人も、その魔導具が国の機関できちんと評価されたものであるとわかります」
「だからね、またまたこの子が考えたのよ。こんなクズ魔導具がこの国に流通しないようにって。はい、カリーネ。ここからはあなたが説明しなさい」
「あ、はい」
と返事をしながら、カリーネはメモ帳を開いた。
「ええと。国で管理する魔導具の安全を評価する機関のようなものを作ります」
カリーネはメモ帳に大きな丸を書いた。その脇に、魔導具の評価機関と書く。
「ストレーム国で魔導具を売りたい人は、この評価機関に売りたい魔導具の評価をお願いします。その評価内容は主に安全に関連することで、魔導具から発煙は発火、発水、発風が起こらないこと。使用者が怪我をしないことなどを評価します」
大きな丸の隣に、小さな丸を書き、魔導具を売る商会と書き、そこから評価機関へ向かって矢印が引かれ、評価依頼と書く。
「評価を終えた評価期間は、評価を依頼した商会に、評価報告書を提出します。これには、どんな魔導具を評価したのか、どのような評価をしたのか、結果はどうだったのか、という内容が書かれています」
評価機関から商会に向かって矢印が引かれ、その脇に評価報告書と書く。
「その評価に合格したら、国が評価しましたよというマークを魔導具につけてもらいます。そうすれば、魔導具を買った人も、その魔導具が国の機関できちんと評価されたものであるとわかります」