【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
魔導士が魔力を備えていることはわかる。その魔力を使って、魔導具の最終調整をしている者がいたり、国の警備などを行っていたりする者たちがいる。その魔導士たちが魔導具を使えば、自身の持つ魔力と魔導具が備えている魔鉱石の魔力が干渉を起こす場合がある、ということも聞いたことはある。その干渉というのも毎回起こるわけではない。何かしら、特定の条件が揃った時、とは聞いているのだが、魔導具の知識はあっても魔導士の知識のないカリーネにはわからないところではあるのだが。
「干渉、ですか? たまに起こるという」
カリーネが尋ねると、そうだ、とラーシュは頷く。
「魔導士の一人が、あのラベルゴ商会の魔導具を使い、魔力の干渉を起こした」
「え。まさか、あの魔導パン焼き機、じゃないですよね」
「そのまさか、だ」
カリーネは唇を噛みしめる。この後、ラーシュが言おうとしていることが何となく予想がつくというかなんというか。
「ラベルゴ商会の魔導パン焼き機を使った魔導士が魔力干渉を起こして、その魔導具が暴走して爆発した。本来であれば、暴走しても保護回路が働くから、魔導具が壊れておしまいだな。だけど、あの魔導具はどうだった?」
肝心のその保護回路が無い。となれば。
「干渉、ですか? たまに起こるという」
カリーネが尋ねると、そうだ、とラーシュは頷く。
「魔導士の一人が、あのラベルゴ商会の魔導具を使い、魔力の干渉を起こした」
「え。まさか、あの魔導パン焼き機、じゃないですよね」
「そのまさか、だ」
カリーネは唇を噛みしめる。この後、ラーシュが言おうとしていることが何となく予想がつくというかなんというか。
「ラベルゴ商会の魔導パン焼き機を使った魔導士が魔力干渉を起こして、その魔導具が暴走して爆発した。本来であれば、暴走しても保護回路が働くから、魔導具が壊れておしまいだな。だけど、あの魔導具はどうだった?」
肝心のその保護回路が無い。となれば。