それ行け、ぽっくん!!
「ま、明日も頑張れ」
帰ってから塩野さんにそう言われたんだけど…
頑張れる…かな?
「ボク、頑張ります」
不安はあるけれど、それを打ち消したくて声に出してみた。
「…ボク?」
塩野さんが不可解な顔をした。
…シマッタ!!!
うっかり、ボクって言っちゃったよ!!!
「あ…あの。
ボク、男の子に生まれたくて、でも女の子で。
なりたいと思い過ぎたらいつの間にか自分の事をボクって言うようになって…」
ごにょごにょ言ってたら、塩野さんが大きくため息をついて
「班内だけならいいけど、課長とか上の人間の前では言うなよ。
印象が悪くなるかもしれん」
「はい…」
トホホ、ボロが出たよ…
帰ってから塩野さんにそう言われたんだけど…
頑張れる…かな?
「ボク、頑張ります」
不安はあるけれど、それを打ち消したくて声に出してみた。
「…ボク?」
塩野さんが不可解な顔をした。
…シマッタ!!!
うっかり、ボクって言っちゃったよ!!!
「あ…あの。
ボク、男の子に生まれたくて、でも女の子で。
なりたいと思い過ぎたらいつの間にか自分の事をボクって言うようになって…」
ごにょごにょ言ってたら、塩野さんが大きくため息をついて
「班内だけならいいけど、課長とか上の人間の前では言うなよ。
印象が悪くなるかもしれん」
「はい…」
トホホ、ボロが出たよ…