それ行け、ぽっくん!!
4.塩野の秘密
「土井のさ…」
それは突然の事だった。
お昼休みに屋上で休憩していたら、塩野さんが口を開いた。
「ライブはないの?」
「はあ?」
塩野さん、真顔で言ってるよ。
「あいつ、確かファンクラブあるだろ?
…入ってないの?」
「入ってるけど…?」
しばらく、睨み合い…?
見つめ合い…?
「ライブないの?」
「あるけどー」
塩野さんに言われて思い出したけど、明日から受付だ。
「行くの?」
「…もちろん」
塩野さんはニヤリッ、と笑って
「俺の分も取って」
「あー???」
ボクは叫ぶ。
周りはギョッ、としてこちらを見ていたけど。
無視ー
「何で?」
「行きたいから。…変?」
「…わかったー」
って、ライブ、塩野さんと一緒に行かないといけないのか!!!
あー!!!
ボクの楽しみが!!!
それは突然の事だった。
お昼休みに屋上で休憩していたら、塩野さんが口を開いた。
「ライブはないの?」
「はあ?」
塩野さん、真顔で言ってるよ。
「あいつ、確かファンクラブあるだろ?
…入ってないの?」
「入ってるけど…?」
しばらく、睨み合い…?
見つめ合い…?
「ライブないの?」
「あるけどー」
塩野さんに言われて思い出したけど、明日から受付だ。
「行くの?」
「…もちろん」
塩野さんはニヤリッ、と笑って
「俺の分も取って」
「あー???」
ボクは叫ぶ。
周りはギョッ、としてこちらを見ていたけど。
無視ー
「何で?」
「行きたいから。…変?」
「…わかったー」
って、ライブ、塩野さんと一緒に行かないといけないのか!!!
あー!!!
ボクの楽しみが!!!