それ行け、ぽっくん!!
「健太が呼んでますので…」

スタッフの人に呼び止められて、なんと。

楽屋に行く事に!



ボクの緊張、MAX。

ああ、どうしよう…

凄い事になっちゃったよ!!!





楽屋に入ると。

クールダウンしている健太がいて。

「お疲れ様」

塩野さんは労いの言葉をかけた。

「環!!久しぶりー!!!」

健太が塩野さんに向けた笑顔は。

最高に輝いていた。

「久しぶり。凄い人気だね」

「ありがとう!
もし、環がこの世界にいたらきっと環が上だったと思うけど」

健太は塩野さんに手を差し出した。

塩野さんも手を出してガッチリ握手をする。

「彼女?」

健太はボクを見てニッコリ笑う。

あああ!!!

もう死にそうなくらい、ヤバイ!!!
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