それ行け、ぽっくん!!
6.にーさんの恋
「なあ」
9月下旬。
配達から帰ってきたにーさんが突然、ボクに言った。
「10年前に一度だけデートした子が配達先にいたんだ」
「運命かも!!」
ボクは目を輝かせた。
にーさん、今までは辛い事ばっかりだったし。
恋愛になるなら上手くいってほしい。
「えっ、その人は結婚してるの?」
ボクは恐る恐る聞いた。
これで結婚してなかったら…
チャーンス!!
「…苗字は変わってないからしてないとは思うけど」
来た!!それなら
「頑張れ!!」
ボクはにーさんの背中を叩いた。
9月下旬。
配達から帰ってきたにーさんが突然、ボクに言った。
「10年前に一度だけデートした子が配達先にいたんだ」
「運命かも!!」
ボクは目を輝かせた。
にーさん、今までは辛い事ばっかりだったし。
恋愛になるなら上手くいってほしい。
「えっ、その人は結婚してるの?」
ボクは恐る恐る聞いた。
これで結婚してなかったら…
チャーンス!!
「…苗字は変わってないからしてないとは思うけど」
来た!!それなら
「頑張れ!!」
ボクはにーさんの背中を叩いた。