それ行け、ぽっくん!!
「なんとなく、わかった?」

お昼、帰店すると塩野さんは涼しい表情でボクに言った。

「えっとぉ…」

頭をかくと塩野さんはため息をついて

「ま、最初だからね」

上着を脱ぎながら言った。

「昼からもオレについて来て」

それだけを言うと塩野さんはさっさとどこかに消えてしまった。



…とりあえず、ご飯食べに行こ。
< 6 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop