真っ白な世界。
「怪しい異国の女め、

今すぐ殺してやる。」

土方さんがそう言うと

まゆきさんはすんなり目を閉じた。

死ぬ気なんだ。

私は何故か止めに入った。

「まぁまぁ土方さん。

彼女の全てが怪しいわけでは·····。」

「じゃあどこが怪しくないんだ。」

手厳しい言葉が返ってきた。

「貴方はどこから来たのです?」

私は少女の罪を無くす為、

質問をした。
< 10 / 378 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop