真っ白な世界。
「白い何も無い部屋·····」

何も無い部屋·····。

やはりどういう意味か

私には理解できない。

「総司、もういいだろ。」

土方さんは刀を構えた。

たしかに怪しいから

斬った方がいいのかもしれない。

それでも自分より年下で

無力な少女を目の前に

黙って見過ごすなんて

出来ないと思った。

「待ってください。」
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