真っ白な世界。
だから少女に

もう一度質問した。

「貴方はどこから来たのですか?」

「·····20××年の白い部屋。」

少し答えが違った。

に、せん?

今は1863年だ。

150年以上誤差がある。

少女の言うことが正しければ

少女は·····。

「未来から、やってきた?」

私は思ったことが口に出ていた。

「馬鹿馬鹿しい。

どけ、総司。」
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