真っ白な世界。
「こちらへどうぞ?」

まだ寝足りなかったのか

まゆきは総司の傍へいくと

そのまままた

寝てしまった。

「守り抜こうな。

この寝顔を。」

新さんはまゆきを

兄弟みたいだと言っていた。

きっと妹のように

守りたい存在なのだろう。

はじめさんは

小さい頃、妹を亡くしていて

そっくりだと言っていた。
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