真っ白な世界。
まずは白黒つけようと

思っているのだろう。

佐之さんは最近仕事が忙しくて

今日もちょうど出ている。

「お、きたさん。」

まゆきさんは

起き上がった。

「·····まゆきさんの事、

聞いてもいいですか? 」

本当は彼女から話してくれるのを

待ちたかった。

だがそうもいかない。

「やっとたくさんの言葉を知って

沖田さんに話すことが出来る。」
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