真っ白な世界。
もちろん、

それに関与する者も。

明らかに怪しい少女に

私は警戒した。

「な、に···も··の?」

私の言っている意味が

分からないのだろうか。

「貴方は誰ですか?」

私は質問の形を

少し変えた。

「ま、ゆき、」

まゆき?

珍しい名前だな。
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