真っ白な世界。
「まぁ····助かりました。

あちらに雪はいますので·····

何があっても力だけは

使わせないでください。

頼みま·····」



3人だけに聞こえるように

まゆきさんの居場所を伝えると

一気に力が抜けて

私は膝から崩れ落ち、

そのまま意識を手放した。

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