真っ白な世界。
足音がしない。

私は後ろを振り返った。

そこには歩くのが大変そうで

フラフラしている少女がいた。

まさか歩けないのか?

足元をよく見ると

裸足だった。

裸足だから歩きたくないとか?

とりあえず私が

抱えるしか無さそうだ。

「失礼。」

私は抱っこをして

そのまま屯所に向かった。
< 5 / 378 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop