私が好きになったのは芸能人?! 2
店員さんが椅子の方へ案内する
「さぁいくよ」
音は店員さんが歩く方へ私を連れていく
いきなりすぎて私ついていけないんですけど…
「今日はどちらの方が切りますか?」
店員さんが私たちを交互に見る
「この子にお願いします
前髪は目が見えるように切っちゃってください
後ろも少し切ってもらって構いません」
音がどんどん店員さんに伝える
「音、私心の準備ができてないんだけど…
それに事前に聞いてないよ?」
「そりゃ言ってたら切らないって言うからでしょ」
確かにそうだったかもしれないけど〜!
それでも私にも心の準備というものが必要なわけで!
音は私は何か言いたそうなのに気がついたのか音の顔が耳元に近づく
「陸くんに可愛いって言われたくない?」
うっ…
それは〜…
「言われたい…」