私が好きになったのは芸能人?! 2


「なぁあの子」

「やばいよな…」

「初めて見たかも…」

「私も!」




私たちに聞こえてないと思っているのか私たちの方を見てヒソヒソと話をしている




やばいんだ…


やっぱり似合わなかったんだよ



ちゃんと否定すればよかった…


私は下を向きながらバスに揺られる









「さぁ行くよ!」


「恥ずかしくなってきたよ〜…」



私は音に手を引かれてショッピングモールの中を歩き続ける

音が花梨と連絡をとりみんながいるところに向かっているところ




「今からが買い物の時間なんだからここで帰るわけにはいかないでしょ」


音が前を向きながら言う


「そうなんだけど…」


さっきのバスでの周りの会話聞いたでしょ?

あんなこと言われてこの状態で陸くんには会いたくないよ…



「あ、いた!」


音はみんなを見つけたみたい


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