私が好きになったのは芸能人?! 2
私は春くんにお願いしてみる
「なんで?だめ?」
春くんが私に聞いてくる
だって恥ずかしいんだもん!
周りのお客さんがこっちをチラチラ見ているのが分かる
私がキョロキョロ周りを見ているとある一人と目が合う
わ…やばい…怖いよ?!
オーラが…!!
私…いや、春くんが大変なことに…!!
私はその後のことを考えてゾッとした
その人は静かに私たちに近づいてくる
やばいやばい…!
「は、春くん…そろそろ本当に離れたほうがいいかも…」
その言葉に少し力が緩まる
私は春くんから離れようと春くんの胸を押すがびくともしない
早くしないと…!
私がもたもたしていると
「わっ!!」
春くんが私から離れて勢いよく後ろに下がる
そして私はその人の腕の中へ