私が好きになったのは芸能人?! 2
「陸、何すんだよ…」
春くんは頭を抱えながら陸くんを睨む
「それはこっちのセリフだ」
聞いたことがないくらい低い声…
正直、怖い…
「は?」
春くんは意味が分からないと言う顔をしている
そりゃそうだよね…
「雛に触るな」
陸くんが静かに話す
私を抱きしめている腕が強くなる
「雛ちゃん…?」
春くんが驚いている
「もう言っていいよな?」
陸くんが私に確認してくる
今がチャンスなのかな
私は静かに頷いた
それを確認して陸くんは春くんたちを見る
「みんなには黙ってたけど、俺と雛は付き合ってんだ」
音と秋ちゃん以外は一度固まった後