私が好きになったのは芸能人?! 2


「それ、ほんとなの?」

「マジか…」

「嘘…」



みんながびっくりしていた


その中でも一番びっくりしていたのは春くんだった



「雛ちゃんほんとなの?」



春くんが私に聞いてくる




私は頷いた

私が頷いたのを見た陸くんは



「そう言うことだから、俺は雛から離れる気ないんで」



陸くんがみんな、特に春くんに向かって話す


「…雛ちゃんがそう言うなら本当なんだろうな」



春くんは下を向きながら答える



「陸ちゃん、もう言いたいこと言えたからいいでしょ?
 今から一緒に回るんだから仲良くしよ?」



秋ちゃんが後ろから声をかける




まだ陸くんから怖い雰囲気漂っている


私も怖いけどみんなのためだもん



「陸くん…許してあげて?
 みんなで仲良く回ろ?」

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