私が好きになったのは芸能人?! 2
「とりあえず、空いてそうなところ行くか
何か食べたいものとかある?」
ん〜…お腹空いてるからなんでもいいかも
「特にこれといったものはないかな?」
「そこの店行くか
空いてそうだし」
陸くんが指差した場所はハンバーグ屋さん
「うん!おいしそう!」
「じゃあ、決まりだな」
私たちはお店に入る
「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ」
店員さんが私たちに挨拶する
やっぱりお客さんはそこまでいないらしい
「よかったね」
「あぁ」
私たちは向かい合わせに座った
「雛、何にする?」
陸くんがメニュー表を開く
「ん〜どうしようかな…」
私は陸くんが開いてくれたメニュー表を覗き込む