私が好きになったのは芸能人?! 2

うぅ…美味しそう…


私は陸くんにいいの?と聞くように顔だけ上がる

陸くんを覗き込むようにして見た



「…っ!…可愛いすぎだろ…
 いいよ、どうぞ」



陸くんが顔を赤くしながら私に微笑みかける


陸くんがいいって言うなら…



私はそのまま陸くんのフォークに刺さっているハンバーグにかぶりついた



「ん〜!おいし〜!」


私は口に手を当てながら目を見開く


このお店はどれも美味しいんじゃない?!



「陸くん!これも美味しいね!」


私は陸くんに微笑んだ


「だろ?雛見てると小さなことも幸せに感じるよ」


陸くんが優しい目で微笑む



な、なんてかっこいいんでしょう…


眩しすぎるよ


それに私も今すごく幸せ


だって陸くんが私だけに笑いかけてくれたり話しかけてくれてたり独り占めできてるんだもん




こんな素敵な人が私のそばにいるのに、私がこのままでいいのかな?


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