私が好きになったのは芸能人?! 2


「あ、いや、飲み物のクーポンだって
 それより、行くぞ
 さっき秋に電話してどこにいるか聞いといた」


陸くんは歩き始める


「あ、うん」


私も後ろから着いていく




「俺がいるのに電話番号渡してくるとかまじありえない
 もう絶対来ない」



陸くんがそんなことを呟いていることを私は気が付かなかった









< 137 / 212 >

この作品をシェア

pagetop