私が好きになったのは芸能人?! 2

私の本当の気持ちを…


「うん、陸くんが好き
 私は陸くんの隣にいたいって思うから」



私は春くんにちゃんと伝えた

春くんは私の目から視線を外さない




「そっか…雛ちゃんがそこまでいうなら諦める
 でももし、陸が他の女子のところに行ったり雛ちゃんを悲しませるようなことをしてきたら遠慮なく俺に言ってね?」



春くんは悲しそうな笑顔を私に向けた


陸くんはそんなことしないと分かってるけど



「じゃあ、その時は春くんに言おうかな?」



私は春くんに微笑んだ


「あぁ」



春くんも私が笑ったのを見て今度は優しく微笑んだ


「そんなことしねぇよ
 雛のそばから離れるようなことはしない」



陸くんは私を後ろから抱きしめた



「…ちょっと!」


なんでみんなの前でこんなことするかな?!



「陸…あんまり独占欲強いと逆に嫌われるぞ?」



春くんが陸くんを見てため息をつく

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