私が好きになったのは芸能人?! 2
「俺、嫉妬しそう…ていうか嫉妬しっぱなしなんだけど」
陸くんが私を強く抱きしめる
「大丈夫だよ、私が好きなのは陸くんだけだもん」
他の人とは話だけで精一杯
「そう言ってくれるから安心する」
陸くんの優しい声する
「そういえば陸くんは何時に家に帰るの?」
今は陸くんと向かい合わせの状態になっていて
私は陸くんの胸にもたれかかっていた
「特に決めてないかな?」
陸くんが優しい声で呟く
「そっか…」
音から連絡が来るまで一緒にいれたらいいな
「でも、雛がいる間はいるつもりだよ
少しでも長くいたいから」
陸くんの大きくて温かい手が私の頭を撫でる
「嬉しい」
こうして一緒にいられるなんて嬉しすぎるよ
それに陸くんも同じこと思ってくれてたのが嬉しかった
「…雛、今度どこか遊びに行くか?」