私が好きになったのは芸能人?! 2


「あのね、私、可愛くなって陸くんの隣にいても自信を持っていられるようにしたい
 いろんな服を着てみたい」


私の今話せる精一杯の言葉で


「そっか…いろんな服って2人が持ってる服も言ってるのか?
 もっと可愛くなりたいって思うのか?」


陸くんは優しく声をかける


陸くんが音と花梨の持っている服に指をさす


「まだ、そういうのは着たことがないけど…
 似合うなら…着てみたいかな?」



もし、いいって言ってくれるなら…


「雛~!ぜひぜひ!まずは試着からしてみよ!」


私は音に背中を押されて試着室へいく


「お、おい!」

「陸ちゃん、雛ちゃんが着たいって言うんだから
 ちょっとくらいいいでしょ?」



陸くんが焦っているようだけど秋ちゃんに止められる


「すみません、着てみてもいいですか?」


音が店員さんを呼んだ


「はい、ではこちらへどうぞ」


私と音は試着室へ通される

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