私が好きになったのは芸能人?! 2
私は前に立つ人に声をかける
「雛…その服着たいのか?」
私の顔を覗き込む陸くんは真っ直ぐな目をしていた
「似合ってるなら着てもいいかなって思うけど…」
陸くんはだめだと思ってるのかな?
そう思っていると陸くんの顔が私の耳元に近づく
ち、近い!!
「雛、その格好は良くない」
そう言って胸元の切れ込みから見える胸元に指をおく
なっ!!!
り、陸くん?!
私は顔が赤く、熱くなる
2人からは陸くんの行動が見えてないようだ
「ここで深ーいキスをするのと今すぐ服を着替えるのとどっちがいい?」
陸くんは甘い声でつぶやく
私の心臓が陸くんの声に反応してドキドキが加速していくのが分かる
陸くんこんなところになんてこと言うの?!
そんなの決まってるよ!
「すぐに着替えます…!」
「いい判断だ」