私が好きになったのは芸能人?! 2


そう言って私の頬にキスをして離れる


「なっ…!!」

「これで我慢してやる、さぁ今すぐ着替えな」


そう言って笑顔を向ける陸くんは私の頭に一度手を置き、試着室から離れる



こんなところで!




「わっ…分かってるもん!」


私はカーテンを閉める


胸に手を当てると心臓がドキドキしていた



陸くんって時々こうやって意地悪してくるんだよね



恥ずかしいって思わないのかな…



もしかしてドキドキしてるのって私だけなのかな?



陸くんはいつもあぁやって女の子に言ってきたのかな…



そう思うと心が少し重くなった





「雛?大丈夫?」


音がカーテンの奥から私に声をかける


「だ、大丈夫だよ!」

「そう?ならいいけど、何かあったら言ってね」

「うん、ありがと
 今度は音が持ってきてくれた服に着替えてみるよ」



私はそう返事をして着ている服を脱いだ



さぁ、早く着替えないと


私は次の服を着た




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