私が好きになったのは芸能人?! 2

陸くんの声が耳元で聞こえる


意地悪で甘い声



ドキっ



狭いところで言われていつも以上に私の心臓はドキドキし始める


トップスの丈が短いから私の肌に直接当たっている陸くんの腕から熱を感じる


さっきまではなんとも思わなかったのに!



「り、陸くん、そろそろ出た方がいいよ?
 長くいると店員さんが見に来ちゃうかも…っ!」


私が顔をあげるとそこには陸くんの顔があった



「ん…っ!」


陸くんの柔らかい唇が私の唇と重なる


いつもだったら優しくしてくれるのに…!


今日は最初から激しい?!



陸くんは何度も何度も離れては重ねる


「んっ…ふぁっ…!」


私が苦しくなって息継ぎをしようと口を少し開けるとその隙間から陸くんの舌が入り込む



ん!ちょっと!



私が自分の口の中で陸くんの舌から逃げるようにして暴れるけど陸くんは逃さない


いつもの陸くんじゃない?!



いつもだったら優しくしてくれるのに!


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