私が好きになったのは芸能人?! 2
「そうだね!雛の服も買ったし、行こっか!」
「音ちゃんはどんな服が欲しいの?」
「私は〜…秋ちゃんが着てほしい服を買おうかな?」
みんながそれぞれ話ながらお店の出口を向かう
「じゃあ、行くか」
「うん」
私と陸くんもみんなの後ろからついていき出口に向かって歩き出す
「ありがとございました〜」
店員さんが挨拶をしたのを聞いてお店を出た
「陸くん、その服のお金いくらだった?」
私は隣を歩く陸くんを見る
「いいよ、俺からのプレゼント
今度のデートの時に着てほしくて買ったんだから」
ショッピングバックまで持ってくれている
「で、でもさっきもご飯おごってくれたし…自分の服くらい自分で買うよ?」
陸くんの負担にだけはなりたくないよ…
「雛、俺がしてあげたいって思ったんだから心配しないで?
それに仕事してて金ならあるから」
陸くんは無邪気に笑っていた
ほんと優しいね