私が好きになったのは芸能人?! 2
「うん、これにしようかな
ありがとう」
試着室から出て、音は嬉しそうに答える
あんまり参考になるようなこと言えなかったけど
音が嬉しそうだからよかったかな
「決まってよかった」
私は音に微笑み返した
「うん!じゃあ、秋ちゃんたちのところに行こっか!」
「うん」
私と音は秋ちゃんたちのところに行く
秋ちゃんの近くに誰もいなかった
あれ?陸くんは?
「秋ちゃん、決まったよ」
音は服を見ていた秋ちゃんに声をかける
「音ちゃん!
よかったね、どっちにしたの?」
秋ちゃんは音を見て優しく微笑む
「こっちにしたよ
雛の反応がこっちの方がよかったから」
音も嬉しそうに微笑む