私が好きになったのは芸能人?! 2

『さっきはごめんな、毎日電話したいってことを否定して
 嘘じゃない、俺もできれば毎日電話したい、雛の声が聞きたい
 話したいしLIMEもしたい、ずっと一緒にいたい
 雛だけじゃない、俺も同じ気持ちだから』


陸くんが電話越しで笑顔を浮かべている気がする


「嬉しい…私だけじゃなかったんだ」


『雛はいつも自分だけなんじゃないかって思ってるけど俺だって雛と一緒にいたいんだよ
 俺は雛のことが大好きだからな』



なっ!


陸くんがそこまで言うなんて


嬉しくて胸が高鳴る


「私も大好き」


『…っ!…嬉しすぎるだろ…』


陸くんが嬉しそうに答える


嬉しいな


「陸くんが他の女の子と話してるのは嫌だ…
 でも仕事上人気がなくなるのは良くないし…」


そこがちょっと難しいんだよね…


『そうだな
 でも雛に心配はかけないな…
 もしちょっとでも嫌だと思うことがあったら言ってな?
 その時は代わりにいっぱい雛を可愛がってやるから
 それに俺が心から優しくしたいと思うのは雛だけだしな』

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