私が好きになったのは芸能人?! 2

「ん、あのね、前きた時にはあそこにあったネックレスがないの
 大事なものって言ってたのに…」


私はネックレススタンドがあるところを指差した


確かにあそこには秋ちゃんからもらったネックレスが飾ってあった



「今つけてんじゃねぇの?
 シャツボタンを一番上まで閉めちゃえばバレないからさ」



あ…そう言うことか


今つけてるからないのね




私はてっきり無くしたのかと…それはないか


「確かにそれならここにないよね」


私は納得する








「それってさ、もしかして一粒ダイヤのやつか?」




陸くんが私に聞いてくる


「そうだよ、よく知ってるね」



そう、私が見たのは確かに一粒ダイヤのシンプルだけど音に似合いそうな可愛いものだった



「それ、秋が一生懸命選んでたやつだな
 俺たちも一緒に行ったから覚えてる
 ちゃんと選びたいからって言われたんだ」


陸くんが思い出しながら言う


秋ちゃん、その時から音のこと大切に思ってくれてたんだ…


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