私が好きになったのは芸能人?! 2
だってじっと私たちにことを見るんだもん!!
「あ、あぁごめん、痛かったね」
そう言って申し訳なさそうに手を離した
それを見て陸くんも私から手を離した
掴まれてた手にはまだ2人の温もりが残っていた
「さぁ行こっか」
陸くんが私たちに声をかけなぜか3人で向かった
「なぁ、あれって…」
「そのままじゃない、これは面白くなってきたじゃない」
花梨が企みのような笑みを浮かべる
「面白いのか?春のやつ陸が相手だと敵わないんじゃないのか?」
辛そうに花梨を見る衣生くん
「それはこれからの春の行動次第よ
1個くらい春にだって陸くんに勝てるところがあるでしょ」
「俺だったら陸が相手だって知ったら諦めてるわ…」
自分の頭を抱える衣生くん
「いい?私たちは春のサポートするのよ」
花梨は落ち込んでる衣生くんに声をかける
「いいけど…」
こうして2人は密かに春くんのサポートをすることを決めていた
雛は花梨と衣生くんがこんな話をしているなんて知らなかった