私が好きになったのは芸能人?! 2

「ねぇ、なんの話してたの?」



私はもう一度音に聞いてみる




「雛、当日髪下ろしていきなさい
 何もしないでそのままの雛で行くの」



音が私に言う





えっ



「なんで?」


「その日秋ちゃんも来るんだからたくさんの女子に見られるかもしれないよ?
 雛だってバレて後で色々言われていいの?」





そっか…秋ちゃんがくるっけ

視線が私に向くのは嫌…




「分かった、そうする」



私は音に返事をした



「よし!じゃあそう言うことだから後は当日を待つのみだね!」




こうして私たちは今週の土曜日にショッピングモールに行くことになった



















私は音と一緒にショッピングモールの中で他の子たちがくるのを待っていた



「みんなまだ来ないね」



私は呟く



「ん〜もうすぐ来るんじゃない?」



私たちは辺りを見渡す

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