私が好きになったのは芸能人?! 2


秋ちゃんは音を見ながら嬉しそうに話した

音も嬉しそうに秋ちゃんを見ていた



「その時からなんだ…
 文化祭の日にキスしてただろ?
 あれでほとんどの人が付き合ってるんだって理解したよ」




衣生くんは思い出して笑っていた


「あれは音ちゃんが悪いんだよ?
 あんなに可愛いなんて知らなかったんだもん
 それにお客さんに話しかけられてる音ちゃんが見てられなかった」




今度はちょっと拗ねたような顔をして音をみる


「私だってまさかキスされるなんて思ってなかったんだからね?
 でも嬉しかったかな
 秋ちゃんが本当に私を大切にしてくれてるんだなって思えたんだもん」




音が秋ちゃんの手を繋ぎ微笑む




秋ちゃんがすごく嬉しそうに笑った


もう2人の世界だ…




「本当にお互い好きなんだね
 こっちまで伝わってくるや」



衣生くんが2人に笑いかける




ほんとだよ

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